御仮屋門・御仮屋犬槇

住所 蒲生町上久徳2399

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ご紹介

蒲生御仮屋門は、棟札から、文政9年(1826)に建てられたことが分かる控柱付腕木門です。親柱の前方の腕木より後方の腕木のほうがながいといい、現存する控柱付腕木門の中では最も新しい構造です。また、規模の大きな門を建てるための技術の進歩の過程を辿ることができることから貴重だといわれています。江戸期の地頭仮屋の門として、蒲生麓の中心を担った門です。薩摩の外城精制度を象徴する遺産として、今なおその勇姿を残しています。