山田の凱旋門

住所 下名1178

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ご紹介

山田の凱旋門は、明治37・38年の日露戦争に、当時の山田村から従軍した人たちの無事な帰還を記念して建造されました。明治39年(1906年)3月に、『山田郷土誌」には、山田村からの従軍者は、陸軍88名・海軍25名、計113名であったと記してあります。石造りの凱旋門は、鹿児島が誇るアーチ式の石橋技術を応用したもので、全国的にも1基しかない貴重な文化財です。使われた石材は凝灰岩で、言い伝えによると、上名の池平から切り出したといいます。石工は細山田ケサグマという人だったそうです。 凱旋門をくぐり、その先の100の階段を登ると、奥に招魂碑があります。高さ4.7メートル、幅4.88メートルの柱には、西南の役、日清、日露、大東亜戦争の眠れる勇士1200柱が祀ってあります。